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水銀燈と契約したい その5
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水銀燈と契約したい その5

ここでは、「水銀燈と契約したい その5」 に関する記事を紹介しています。
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前回・・・水銀燈と契約したい その4



704 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/07(火) 04:28:47.98 ID:FqbOqOpI0
水銀燈に好かれたい



706 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/07(火) 04:29:04.27 ID:FqbOqOpI0
私は水銀燈に好きなタイプを聞いていた。
もちろん、両頬をぷにぷに突きながらだ
「うーんお父様みたいな人がいいわぁ」
分らないな、お父様ってどんな人なんでしょうか
「かっこよくてぇ優しくてぇ包容力がある人かしらぁ」
分った!じゃあ俺包容力と優しさで攻めてくね!
私は水銀燈を抱きしめた。先ほどまで頬を突いてた指は
水銀燈のわき腹を突く作業に専念させた。
「ねえ、これでどうかな、包容力ないかな?」
「うーん、ちょと違うような気がするわぁ」
私は水銀燈の耳元に唇を触れるか触れないかの距離に近づけ
「あいしてるよ」と熱気たっぷりに呟いた。
水銀燈の口からふぁああと空気が漏れ、うなじが逆立つ
「どうやったら好きになってくれるかな?」
「ふふ、自分で考えてねぇ」と私の手の甲に指を這わせた
あーもう可愛いな!ちゅーしちゃうぞちゅー!

なんかあれだね、こんな事してたら真紅に何か言われそうだよ






708 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/07(火) 04:30:46.80 ID:vIZumRC20
マジ冬コミで本ださねえ?w


709 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/07(火) 04:31:33.47 ID:FqbOqOpI0
俺が本を出したら、業界がスクラップ&スクラップになるだろ・・・


710 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/07(火) 04:32:45.03 ID:TmzjjpTmO
あったら1000円くらいなら余裕で買うわぁ


711 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/07(火) 04:33:04.46 ID:fAnn6L0x0
とらで委託してくれれば買いに行く


713 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/07(火) 04:37:33.97 ID:TmzjjpTmO
水銀燈の可愛さは世界一ィィィィィィ


714 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/07(火) 04:38:37.50 ID:vIZumRC20
よしよし蒼星石は俺の嫁だな


716 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/07(火) 04:44:45.96 ID:XrxAaYZYO
私の婿様になって頂きましょうか


717 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/07(火) 04:46:02.37 ID:FqbOqOpI0
ごめん、水銀燈が居るから


718 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/07(火) 04:48:37.47 ID:SUnHxsTcO
>>713
ナチ公自重www




719 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/07(火) 04:49:41.18 ID:FqbOqOpI0
はいあーんと水銀燈にサクランボを食べさせて貰う
本当は口移しがいいのだが、太陽が目を輝かせており、中々ポイントがたまらない
「ふふ、美味しい?」
いや、待てよ。口移しなら、そのままお互いの口内サクランボ捜索作戦になるだろう、確実に。
と言う事はこの、人差し指と親指でヘタを掴み、それが胸の前に来るよう腕を曲げ、
目を細めて「美味しい?」と聞く姿が見れないと言う事じゃないか!
くそ!センキュウサン!月光なんかより日光だよな、そんなパーツないけど!
「はい、水銀燈あーん」
今度は俺のターンだ!ドローサクランボ!
私は水銀燈の口の中にサクランボを入れず、口の直ぐ前で止めた。
何故かって?そりゃ、あれさ。口に入れたらそのまま歯で簡単に実をヘタから取っちゃうだろ?だからさ。
水銀燈は唇の目の前に浮いてるサクランボが口に入れられるものだと、
小さな口から舌を伸ばすが、私が入れない事に気がつき、舌を引っ込め
サクランボのように水水しく張りがり、朱を引かずとも赤い唇でサクランボの実を咥え
首の動きで実をヘタから取り外し、口の中に実を納めた。
たまらない。サクランボなんかより水銀燈の唇をパックンしたいよ。
「もぉ、いじわるぅ」と軽く拗ねる振りも完璧だ、ありがとう、水銀燈で出会えた奇跡に感謝しますエイメン
「じゃあ、次は私の番ねぇ」
水銀燈がサクランボを摘み、先ほどと同じように自分の唇に実を咥えた。ヘタは取ってある。
おいおい、もうローラー作戦か?と考えていると
普通に唇とサクラの実を押し当て、舌で私の口内に押し込み、ふふっと微笑んだ。
オーケー分った。冷戦時代のロケット競争は有名だ、上を制したほうが勝つ、当然だろ?
つまり、私にローラー作戦をしろって事だ。
私も同じように唇にサクラの実を咥え、水銀燈を抱き寄せた。
「あんた達はさっきから、何やってるですか」
鏡の前に緑の服を着た髪の長い人形が立っていた。

またこのパターンか。赤に引き続き、今度は緑がやってきた





732 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/07(火) 05:04:50.15 ID:FqbOqOpI0
何でも最近自分のマスターが全然かまってくれないらしい。
それだけなら許せるそうなのだが、許せないらしいが
自分の2個下の妹がマスター、つまりJAM君と人の目はばからず
朝から晩までいちゃいちゃし、紅茶の時間まで
「JAMあーんで食べさせてちょうだい」
「わ、わかったよ。あーん」
となるらしい。すまん、そりゃ俺達が悪いかもしれん。
だけどね、それじゃあ僕たちを邪魔する理由にならないと思うんだ
邪魔するのが最大の目的なら、ヤフーオークションに自分の写真が載る事になるぜ?
「もぉ、最後まで聞いてあげなさいよぉ」
姉として妹の相談に乗ってやりたいらしい。まあ俺にも責任あるし、しゃーないか
「そこで、そこで頼みがあって来たですぅ」
へえ、頼みとな。あ、俺じゃない、なるほど
「姉妹一年増が年下の男を篭絡してイチャイチャしてると聞いたです!
 だから、だからその技を翠星石にも教えてほしいです!」
き、君も大胆な発言をするね。
「最初は年下の若い体の方がいいかと思ってたですぅ」
お前ら人形だろ
「でも、翠星石がドールズの中で一番可愛いです!」
だから、その薄汚い男に媚びる術を教えてくれ。ですか
でも、こんなに言われたら、流石の水銀燈もブチギレだろうと、水銀燈の方を見る。
「そう、それは大変よねぇ分るわぁ」
大切な妹ですもの、しっかり教えたげるわと親身に相談に乗っていた。
あれだろ、人の色恋沙汰が好きなだけだろ?
俺も混ぜてくれ!

こうして、媚術講座が始まった





733 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/07(火) 05:07:10.18 ID:eivELwXZ0
wktk




741 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/07(火) 05:22:29.17 ID:FqbOqOpI0
はーいどうも、今日の講座の助手を務めるのは私でーす
うーん?声が小さいぞー、元気良くこんにちんこー!
うるさいわぁ。はっ、すみません、つい
「で、何を教わりたいのかしらぁ?」
「そうですね、とりあえずアーンの方法を教えて欲しいです」
なるほど、最初の壁ですね。ここは私が簡単に説明しましょう
普通に「あーんするです」と言えば、相手はしてくれると思いますよ?
相手が食べたら、次は「私にもお願いするです」って言えば良いじゃないですか。
我ながら完璧な回答だな。
「本当ですか?」と水銀燈に確認をとる。
「ええ。それと応用編も教えたげるわぁ」
何それ初耳だよ?
「そういうのが欲しかったです!」
手を叩いて喜ぶ翠星石。お前負けず嫌いだろ?
水銀燈は自分にあーんするよう私に指示をした。OKボス!
「はい、水銀燈あーん」
私がサクランボを差し出す、応用編と言っていたから、口の中に入れないほうがいいだろう。
水銀燈の口がサクランボに近づき、それを素通りした
そのまま私の耳たぶを軽く噛み、軟骨の隙間を舌先で舐め、最後に熱い吐息を耳にかけ、戻っていった。
「ふふ、間違えちゃった」
いやいや、絶対確信犯だろ?いや最高だったけど
こんな感じねぇと翠星石に説明する水銀燈。
「うわぁあビッチです!ビッチの業です、純情無垢な翠星石には真似出来ないです!」
うん、前半は同意するよ、どこで習得したのかな?
「ふふ、貴方の事を思ってたら体が勝手に動いたのよぉ」
なんかもう、誰でもいいや!応用編って凄いね!
「他に何か聞きたい事あるかしらぁ?」
やべえ、こいつマジ半端ねぇ!

俺もワクワクが止まらないよ





746 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/07(火) 05:24:52.94 ID:eivELwXZ0
俺のワクワクと眠気が止まらないよ!!



758 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/07(火) 05:38:33.46 ID:zSchQLrm0
仮に契約できたとして何をしたいの?



760 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/07(火) 05:41:09.39 ID:FqbOqOpI0
>>758
俺は最初の話の主人公じゃないから分からないけど。
彼は契約して、水銀燈の火を消したかったんじゃないのかな?

指輪光らせて力流し込めば、何とかなると思ったんだよ、多分






765 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/07(火) 05:51:32.40 ID:FqbOqOpI0
「うーん、じゃあ普通に手を繋ぐ方法が知りたいです」
レベルダウンか。まあしかたがないよなアレ出されちゃ
水銀燈はしばらく悩んだ。あれか、レベルが低すぎて説明できないのか。
そして私の隣に座り、小指をちょんちょんと床に置いてある私の手に当ててきた、
どうしたのかと水銀燈を見ると、うるうると目を潤ませ私の瞳を見つめていた。
その瞳に見とれていると、私の手をいつのまにか水銀燈が掴んでおり、そこから
水銀燈の体温が伝わってくる、瞳に引き込まれるように、私の唇が
「ちょ、ちょと待つです!それ以上はいいです!」
真っ赤になり止めに入ってきた。心なしか水銀燈がムッとしている
「それじゃあ、応用編を教えたげる」
来たよ、魔の応用編
手を繋ぐ応用編ならと自分の座布団に戻る翠星石。お前は甘いな、砂糖より甘い
応用編は手を繋いだ所から始まった。
水銀燈は両手で私の手を持ち、手の平を自分の顔の前まで持ち上げた
何をするんだろう?私も翠星石も検討がつかない。
水銀燈は行き成り私の手の平を舐め出した、最初は手の平の真ん中をぺろぺろと舐め
円を描くように外側まで舐め、指の間に舌を滑り込ませそのまま舌の腹で、指を上まで舐め上げたり
指を口に含み、下を絡ませぺちゃぺちゃと唾液の音を出し、ちゅぽんと口から指を引き抜いた。
ふうと口の端の唾液を拭い
「後は彼の方から手を取って、同じような事をしてくれるはずよぉ」
「あああ、いかんです、水銀燈は頭がジャンクだったんですぅ絶対真似出来んでうぅ」
変態ですう変態ですうと自分の眉間を押さえていた。
正直俺も初めてされたよ
「他に何か聞きたい事あるかしらぁ?」と唇を触りながら言う。
すげえ、水銀燈さんが水を得た魚のようだぜ!

ま、まだやるですか?と翠星石が怯えの混じった声を出していた。





778 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/07(火) 06:42:53.41 ID:FqbOqOpI0
「じゃあもう、相手の気を引く方法だけでいいです」
そこまで追い詰められていたなんて・・・。
いやまて、結構大事な事なんじゃないのか、これ
さて大先生はどう出るのか、お手並み拝見だ!
水銀燈が私の前に移動した。
「あっ、もう接吻だとか舐めるだとか、そんな事は禁止ですからね」
FFTAみたいな縛りプレイだな、俺が審判してやんよ!
「それから相手に触れる事も禁止ですう」とさらに釘を刺す
本気で参考にしたいのか、ただ困らせたいだけなのか。
水銀燈は私の前でもじもじし出した。打つ手なしなのか?
翠星石もその様子を見て唇を歪めている、どうやら後者のようだ。
助け舟を出すか?俯いている水銀燈髪を持ち上げようと前髪に手を伸ばす
「おーっと!対象が触れても反則ですう!」
いつからそんなルールが出来たんだ。そもそも、触ろうとするのは気を引かせる内に入らないのか?
水銀燈が、ふと顔を上げた。
紅い瞳に覗き込まれる、頬はサクランボのように真っ赤だった。
私と水銀燈は見つめていた。
彼女は立ち、私は座っていた、二人の高さはこれで丁度良い。
「ねぇ」




780 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/07(火) 06:51:48.82 ID:vIZumRC20
翠星石の声が聞こえるのは俺だけか




781 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/07(火) 06:59:11.92 ID:FqbOqOpI0
水銀燈が口を開く、私は次の言葉に耳を傾け待った。
「私は、あなたの事が。好き」
両手を体の前で握り締め、そう言った。
「僕も、好きだよ」
反射的に、そう返していた。
鏡を見たら、顔が真っ赤なんじゃないだろうか?
だけど見る必要はないようだ、目の前に私と同じように真っ赤な顔がある。
しばらく、そのまま見つめ合っていた。
「お、終わりですか?」
翠星石がこの沈黙に耐え切れなくなったようだ。
私も水銀燈の言葉を待った「こんな感じぃ」と言う言葉を待っていた。
だけど、水銀燈はそのまま私の瞳を、そのうるんだ紅い瞳で見つめ続ける
これは、手本。翠星石に教える為の、ただの手本。
彼女の唇が何かを伝えようと、動く
私はその動きを良く見ようと、顔を近づけた





784 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/07(火) 07:01:36.34 ID:wER/6SJ50
誰も言ってないが>>676は学生運動の時代の話なんだな…
今から30年ぐらい前かな?



786 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/07(火) 07:04:24.34 ID:fAnn6L0x0
樺美智子たん・・・・・
まぁ「学生運動に乗り遅れた世代」ってのがあるぐらいだし、相当に楽しかったんだろうな



788 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/07(火) 07:07:36.78 ID:FqbOqOpI0
>>784
学生運動時代をイメージしました。
途中で死んだ女性の事を考えたら47年ぐらい前かな

>>786
そうそう、その人



789 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/07(火) 07:08:50.92 ID:vIZumRC20
>>1の年齢は20代後半と見た


790 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/07(火) 07:14:01.59 ID:FqbOqOpI0
違うよ違う、全然違うよ

僕はょぅι゛ょ だよ!





791 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/07(火) 07:16:32.84 ID:FqbOqOpI0
「って感じだわぁ」
参考になった?と翠星石の方を見る
何故か翠星石まで顔が真っ赤になっていた。
「あ、いや、その、参考になった、ですぅ」
なんつーかお前の完敗だよ、俺も負けたし
「あなたも、本気にしちゃったぁ?」
次は私に矛先が向いた、媚術講座は翠星石のためではない、破壊だよ。
ノウマンは、いや、水銀燈はくすくすと顔を軽くかしげ笑っていた。
「本気じゃなかったんですか?」
おいおい、俺は本気だったぞ。どうかしらねと話をはぐらかす
「あ、こら教えてくださいよ」
私は水銀燈の腕を掴もうとする
「だーめ、お触りは反則よぉ?」
するりと身を交わす、ちきしょう誰だこんなルール作ったの!
お前か翠星石!俺は、俺はお前を許さない!




797 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/07(火) 07:29:39.00 ID:FqbOqOpI0
「むかつくDEATHなんかとってもムカツクDEATH」
そうか、一番の被害者はお前なんだな・・・心の中の俺が涙ぐんだ気がした。
「じゃあ、あなたも家で試してみてねぇ?」
ここまで来てそれを言うのか!
「色々ありがとうDEATH帰ってからJAMにするDEATH」
これで彼もあなたの魅力にメロメロよと太鼓判を押していた
崖っぷちに立つ人の背中に太鼓判を押したらどうなるか、分るよな?俺は簡単に想像できるぞ
翠星石は光る鏡の前に立っていた。
「何だかんだで参考になったです水銀燈、また話を聞きにくるですぅ」
なんだ、いい所もあるじゃないか。
「それから、人間」
お、なんだ、俺にも感謝の言葉か?
「変態のロリコン」
そう言うと鏡に飛び込んだ。
おい「ですぅ」は忘れてるぞ!くそ、次に来た時鏡の前がどうなるか覚えてろよ。
そして、私と水銀燈だけが残された。




798 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/07(火) 07:30:46.47 ID:FqbOqOpI0
「あれ、わざとでしょう?」
翠星石に見せた応用編の事を聞いた。
あんないい事普通に生活してたら、経験出来ないだろ常識的に考えて
「えぇもちろん」
やっぱりか
「何か、見せ付けたくなっちゃったぁ」
しかしまた、傷口に塩を塗りこむと言うか何と言うか
「嫌だったぁ?」
いえいえ、そんな事ありませんよとても気持ち良かったですし
じゃ良かったぁと微笑む水銀燈。
ここまでは何となく分るのだけれど、最後のアレが分らない
「最後のアレもお芝居だったんですか?」
「あれってぇ?」
意地悪な奴だな、だがそれがいい!
「その、好きって言った、アレですよ」
いざ言うとなると、照れくさい
「私も好きぃ」
にっこりと笑ってそう言った。





800 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/07(火) 07:31:43.78 ID:FqbOqOpI0
「あ、ちょと煙に巻かないでくださいよ」
「えー本当に好きよぉ?」
信じてくれないの?と目を潤ませて聞いてくる
「いや、信じますけど」
なんと言うか、交わされてるって言うか彼女の本意が掴めない
「ふふ、そう言う所も好きよぉ」と横から私の首に抱きつき、頬にキスしてくれた。
なんか、納得出来ないって言うか
「ねぇ、私にさっき『好き』って言って、どう思ったのぉ??」
私の耳のすぐ後ろ辺りに自分の額をつけて聞いてきた。
「なんか照れくさかったってですね」
そう言えば、あの時の水銀燈
「あの時の私を見てぇどう思ったぁ?」
あ、そういう事か
「ふふ、そういうことぉ」
水銀燈には敵わないな
「そろそろ私を抱きしめるんじゃなぁい?」
ここまで読まれてると、逆に清清しいね!
「その通りさ!」
私は水銀燈を思いっきり抱きしめた
「やん、もっと優しく ねぇ?」
すまん、そりゃ無理だ




801 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/07(火) 07:32:36.42 ID:FqbOqOpI0
水銀燈に好かれたい


803 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/07(火) 07:32:53.08 ID:FqbOqOpI0
終わりです、お疲れさまでした




804 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/07(火) 07:34:18.99 ID:fAnn6L0x0
おつかれさぁーしたっ!


805 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/07(火) 07:39:54.04 ID:vVgS2qKd0
乙でした~~
次はどの子が来るかな


806 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/07(火) 07:40:51.16 ID:vfTAqP+BO
おっぃぁ


807 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/07(火) 07:43:19.31 ID:FqbOqOpI0
この時間帯はやっぱ変態の数が少ないね


808 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/07(火) 07:46:19.58 ID:vfTAqP+BO
>>807
変態ではなく正常と考えるべき


809 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/07(火) 07:47:44.50 ID:ydHbPHI20
乙だぜょぅι゙ょたん!!!!!!!!!!






849 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/07(火) 09:16:06.07 ID:FqbOqOpI0
水銀燈の好かれたい~外伝~


 彼女の名前は翠星石、ローゼンメイデン第三ドール。
公式設定では姉妹一気高いらしい。ただのツンデレだろ
彼女は胸に秘めた思いがあった。
己のマスター桜田JAMに馬鹿、失礼。カップル御用達の
パックンアーンをし、そしてされたいと言う秘めた思いだ。真紅だけにいい思いはさせたくない
むしろ、そんな思いをするのは私だけで十分だ!消しゴムカバー下にも書いている、決意は確かだった。
彼女はただ貪欲にしたいと願ったのか?
そうではない。彼女は己を鍛えた、己の技術を鍛え上げたのだ
彼女の姉に最近講義を受けたのは一部では有名な話だった。



850 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/07(火) 09:16:34.59 ID:FqbOqOpI0
 そして、お茶の時間になる、彼女はしっかりとJAMの隣をキープ
テレビ側から、真紅、JAM翠星石といった順番だった。
クッキーを使い、パックンアーンを成功させたい。いや、させる
真紅はまだJAMにアクションを起していない、するならば今だろう。
「さあJAM、あーんするですぅ」
「何だよ行き成り、何食わせる気だ?」
うん、その気持ち分るぞ
「いいから口を開けろですぅ!」
「何する気だよ」
北風と太陽の話を彼女は一度読んだ方がいい。
「この翠星石自らクッキーを食わせてやると言ってるのです、良いから言うとおりにするです!」
「別に一人で食えるんだけどな」
ぶつぶつと言いつつも口を開けるJAM桜田、真のツンデレは彼だよブラボーおお、ブラボー
翠星石にクッキーを食べさせてもらい、口をもごもごと動かし食べる。
「翠星石にがやったクッキーは美味いですか?」
「そりゃ、美味いよ」
ガンガン入りのクッキーがまずかったら詐欺だよ
「じゃ、じゃぁ、次は翠星石にもする、ですぅ」
「えっぼ、僕がかあ!?」
この少年は自分の環境を神に感謝するべきだよ。
「・・・嫌ですか?」
「じゃ、じゃあ、いくぞ。あ、あーん」
潤んだ瞳で見られたら、思春期の少年もいちころだったようだ。
「おいしいですう」
「そ、そうか」



851 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/07(火) 09:17:33.41 ID:FqbOqOpI0
 彼女はこの時真紅を見ていた。
まるで「どうだ、私はお前に並んだぞ」と言わんばかりだった。
真紅が小さく舌打ちをする、第三勢力から行き成り殴りつけられたような、そんな感じだ。
「JAM私にも食べさせなさい」
「何か今日のおまえら変だぞ!?」
少年の語尾が上ずる。それでも食べさせようとするのは評価できる。
少年が真紅に食べさせようとすると、真紅はクッキーの横を素通りし少年の耳たぶを噛み、
軟骨を舐め、最後に吐息を耳に吐きかけた。
「なななんあ、なにするんだ!?」
真っ赤になって捲し上げる、そりゃそうもなるだろ。
「あら、あなたの事を考えていたら間違えてしまったわ」
何食わぬ顔でそう言い、翠星石を見た。少年は未だに混乱していた。
しかし、翠星石にはこの視線の意味が分る
「お前が出来ないと言っていた技、私には出来るのだわ」彼女の視線はこう言っていた。




852 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/08/07(火) 09:18:38.91 ID:FqbOqOpI0
 媚術の悪夢が蘇る。
そう、あのビッチがそのミーディアムにした技の応用編
しかし、彼女はあの場に居なかったはずだが・・・。
根っこから考え直せ、あの時自分は何処に居た?
そう、鏡の世界だそこからあの二人を覗いていた、なら他に閲覧者が居ても、不思議ではない!
いいだろう、受けて立とう。薔薇乙女の誇りにかけて禁じられし技も使おう
しかし、貴様には決して負けん!ローゼンメイデン第三ドール翠星石の名に誓って!
それに対し真紅は唇を歪めた、相手にとって不足はないのだろう。
今、この部屋は氷の薄膜が張られていた。
先に動いた方が、負ける
二人は本能的に感じていたのだ、薔薇乙女の、本能によって。

二人だけのアリスゲームのゴングは今、静に叩き割られようとしていた。

おわり



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コメント
この記事へのコメント
真紅と翠星石はJUM取り合戦してる時がある意味一番輝いてますなw
2007/08/07(火) 14:38 | URL | VIPPERな名無しさん #-[ 編集]
>>1は変態
2007/08/09(木) 19:41 | URL | ご主人様 #-[ 編集]
706>>死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね×100000お前なんか死んでしまえ!アハハハハハハ!!!(≧∀≦)早く消えちまえ!変態が~!!♪\(^O^)/
2007/12/21(金) 17:13 | URL | マナミ #-[ 編集]
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